
韓国語の基本的な文って意外と簡単に作れるようになるって知ってました?
そうです。
誰でも簡単に作れるようになるんです。
でも落とし穴が1つ。
勝手な思い込みで勉強してしまうと後からつまづいてしまうんです…。
今日は韓国語学習歴約5年の筆者が韓国語の基本的な文を学ぶコツと学ぶ上での注意すべき点についてお話したいと思います!
1、基本的な文を作るのに必須!「助詞」を覚えよう!

日本語と同じで韓国語にも「助詞」があります。
助詞は名詞と動詞、形容詞を繋ぐ大切な役割をしますよね。
日本語と全く違うのは「助詞の形が前の単語のパッチム有無によって変わってくること」です。
下に簡単にまとめてみました。
<パッチム有無によって形が変わるもの>
※左がパッチム有、 右がパッチム無
・은 / 는「~は」
・가 /이 「~が」
・를 /을 「~を」
・와 /과 「~と」
・로 /으로 「~で(手段)」
<パッチム有無で形が変わらないもの>
・의 「~の」
・에 「~に(物・場所)」
・에게 「~に(人)」
・에서 「~から(時間)」
・부터 「~から(場所)」
・까지 「~まで(時間・場所)」
2、日本語と似ている?「漢字語」を覚えよう!
韓国語には「漢字語」と呼ばれる単語が存在します。
日本語と発音が似ていたりするのでとても覚えやすいんですよ!
似ているもので例をあげるなら「약속(やkそk)」。
これなんだと思いますか?
そうです!「約束」です!
そっくりですよね。
筆者はこの「漢字語」を覚える方法として「芋づる方式」での勉強法をおすすめします!
この方法を使うことでかなり語彙力アップできますよ!
例をあげておくと、
회사(会社) → 사회(社会) → 회의(会議) → 의논(議論) → 논쟁(論争)
このような感じです!
ちなみにこの考え方に慣れておくとお得なことが♪
例えば試験などで知らない単語が出てきた時…その単語が「漢字語」であれば知らなくても意味が分かるかもしれないんです。
上の例の中であなたがもし「의논」を知らなくても、その前後の単語を覚えていたら会議の「議」と論争の「論」で単語の意味が「議論」だとわかっちゃうんですよ!
あとは前後の文章を見て違和感なければほぼほぼ正解です!
なんだかパズルみたいで楽しいですよね♪
3、韓国語の基本的な文法は日本語と同じ?? その認識間違ってます!!

「韓国語を学ぶのは日本人にとって簡単」
韓国語の勉強を始めようとしている人や韓国語の勉強している人なら一度は聞いたことがあるんじゃないでしょうか
。似ている単語もあれば、語順も似ていたりと確かに日本人にとっては学びやすい言語です♪
し・か・し!!
それは「似ている」だけであって決して「同じ」ではありません!!
「日本語と韓国語の文法は同じ」なんて誰が言ったんでしょうか笑
この考え方が通用するのって初級の段階までです。
ここの認識間違ってたら後で痛い目見ますよ!
筆者はまさにその間違った認識で独学をしていました汗
独学を始めた当初は、なぜか「語順同じだし、単語を日本語に差し替えるだけじゃん!めっちゃ簡単~♪」と何の根拠もない盛大な思い込みのもと独学しておりました笑
この認識、正しておきましょう!似ているけど同じじゃない例をあげておきます!
<例1>
・여행을 가다. ヨヘンウル カダ (旅行に行く)
あれ?1章で出てきた助詞を使うなら「여행에 가다」じゃないの?となりますが、
日本語で「~に」を使う文なのに「를 /을 」を使うものもあるんです。
日本語をそのまま差し替えて韓国語にならないものもたくさんあります。
<例2>
①회사 가다가 집에 들아왔어요. フェサ カダガ チベ トラワッソヨ
(会社に行く途中で家に戻りました。)
②회사 갔다가 집에 돌아왔어요. フェサ カッタガ チベ トラワッソヨ
(会社が終わって家に帰りました。)
この2つ見た目も読んだ感じも似ているんですが、訳を見てみると全然違う意味ですよね。
①なんて「途中」とか「戻る」という意味の単語が入ってないのにこんな意味になっちゃうんです。
②も見てみると「仕事を終えて」という意味がふくまれているんですよ!単語の差し替えだけでは意味が通らないですよね。
4、まとめ
1、文章の決め手「助詞」を覚えよう!
2、日本語と似ているものが多い「漢字語」を覚えよう!
3、日本語と韓国語の文法は同じではない!
今回は韓国語の基本的な文を学ぶコツと学ぶ上での注意すべき点についてお話ししました♪
日本語と韓国語の文法は「同じ」ではなく「似ている」です!
日本語を差し替えたらそのまま韓国語になるというマジックみたいなこと起こりません!
この認識を間違えないように気を付けてください~!!
コメントを残す