
韓国語を勉強しようとすると、文字を覚えて、単語も覚えて、文法も覚えて・・と覚えなきゃいけないことがたくさん。
学生の時より記憶力が落ちてる気もするし、ムリ!と挫折してしまう人も多いと思います。
語学習得は長い道のり。
聞き流すだけで、寝ている間になんて、都合のいい覚え方はありません。
残念ながら。
でも、あきらめずに壁を一つ一つクリアしていくうちに、いつの間にか頂上に近づいていきます。
韓国語をどうやって覚えていけばいいのか、そのコツを紹介します。
何度も繰り返すことが覚えるコツ

今、韓国語教室で中級のテキストを使って勉強しています。
10課まで終わったところで、1課から復習してみましょうと言われて、問題を解こうとしたら、毎回テストして合格していたはずの単語が書けない!
書けないどころか思い出せない。
文法も忘れてしまっている・・・
もう、愕然としてしまいました。
相当へこみましたよ。
でも当然のことなんですよね。
その場ではわかったつもりでも、時間が経つと忘れてしまうのは当然の事。
だから、定着させるには忘れる前に復習することが必要なんです。
復習して書けなかった単語、1度は覚えたものだからか、それとも悔しい思いをしたせいか?すぐに覚えました。
今も覚えています。
1冊、テキストを決めたら何度か繰り返して解いてみましょう。
単語も文法も完ぺきに覚えるまで次に進まないというやり方は、非効率です。
どんどん解いて、間違えたところは印を付けて、どんどん進む。
最後まで行ったら、また最初から。
間違えたところだけやり直せばいいから、1回目より早く終わるはずです。
そして、また間違えたところは印、3回目、4回目と間違えがなくなるまで繰り返してみましょう。
もし、同じテキストを3回、4回とするのが飽きてしまうようなら、初級なら初級、中級なら中級と同じレベルのテキストに変えてもいいと思います。
大体出てくる文法は同じだと思うので、より多くの単語や表現が学べますよ。
韓国語の音声を真似をしてみる

音声に少し遅れて真似することを「シャドーイング」と言うのですが、本当はもうこのシャドーイングだけしていればいいのでは?と思うくらい、韓国語を覚えるのに不可欠な勉強法です。
おすすめは最初はNHKのラジオ講座やテレビ講座です。
テキストがあるから文字でも確認できるし、音声もあるからです。
耳で聞きながら、文字を見て、この文字の時はこう発音するんだなと確認できることが重要です。
なので、他の教材でも文字と音声両方あるものをお勧めします。
最初はスラスラ読めないと思います。
でも、くじけず、食らいついていってください。
1つの文章を50回もシャドーイングするころには、ついていけるようになります。
最初にスラスラ読めなかったことが信じられないくらいに。
50回多いなと思うかもしれませんが、スラスラ読める体験をしてみたくありませんか?ちょっと感動しますよ、本当に。
短い文章1文でもいいし、長い文章なら1日で50回じゃなくてもいいんです。何日かに分けて50回。できない数ではないですよ。
私は電車の中でシャドーイングするのが日課になっています。
シャドーイングしたい文章をコピーして持ち歩き、iphoneに入れた音声を聞きながらシャドーイング。
あ、声は出していませんよ。口パクシャドーイングです。
本当は、ちゃんと大きな声でシャドーイングをしたほうがいいのですが、ただボーっと電車に乗ってる時間がもったいなくて。
家では、声を出してシャドーイングしています。
シャドーイングのすごいところは、韓国語のイントネーションも覚えられることです。
音声見本の通り、高いところは高く、低いところは低く、感情をこめてシャドーイングしてみてください。
少し韓国語を覚えてきたら、ドラマを見ながらシャドーイングもおすすめです。
一人の人を決めて、その人のセリフを真似て発音します。
できれば自分の年齢や、立場に近い人のセリフを真似すると、自分に合った言葉遣いを覚えられますよ。
韓国語の勉強は「続けること」が最大のコツ

語学は続けなければ、すぐに忘れてしまいます。
毎日、5分でもいいです。韓国語の曲を1曲聴くだけでも違います。
とにかく韓国語に触れてください。
続けるには、まず楽しくなければ続きませんよね。
テキストの勉強ばかりではなく、息抜きも韓国語でしてみましょう。
例えば
・韓国語の歌の歌詞を訳す
・ドラマを聴き取りを意識して見る
・インタビュー記事を訳す
・インタビュー動画を字幕なしで聴きとってみる
などなど。
テキストだけが勉強ではないです。
好きな教材で勉強できるのが、学校の勉強とは違うところ。
自分のモチベーションがアップするような教材を探してみましょう。
私は今、テキストの勉強に飽きた時や、今日は勉強したくないなぁとやる気の出ない時、好きなドラマの小説を訳しています。
ストーリーがわかっているからすぐに訳せると思いきや、結構難しいです。
何度も何度も辞書を引いて、結局テキストの勉強と同じことをしているはずなのに、すっごく楽しいから不思議です。
ルーズリーフに訳を書いているので、全部訳したら翻訳した小説が1冊出来ることになります。完成が楽しみです♪
もう一つの続けるコツは、目標を持つことです。
・字幕なしで韓国ドラマが見たい
・ファンミで通訳の前に何を言っているのか聞き取りたい
・旅行に行ったときに、不自由なく会話をしたい
・韓国語能力試験を受けてみたい
・通訳者になりたい
などなど。
まずは小さな目標を立てて、それを積み重ねていけば最終的に大きな目標にたどり着けます。
目標によっても勉強の仕方、何に重点を置けばいいのかもわかりますよね。
1年に1回の俳優さんのファンミに行ったとき、最初は通訳の人に頼りっきりだったんですが、
2年目は少し聞き取れるようになってる気がする
3年目は通訳の前に何を言ってるのかわかって人より先に笑えた
4年目はほぼほぼ何を言っているのか分かった!
と、自分では気づかなかったけど毎年少しずつ進歩しているんだなとわかってすごく嬉しかったです。
もっと勉強して、来年はもっと聞き取れるようになりたい。
それが、私のモチベーションにつながっています。
動機なんて不純でもいいんです(笑)
まとめ
韓国語を覚えるコツは
- 何度も繰り返して覚える
- 真似(シャドーイング)をする
- モチベーションを保つ。(楽しむ、目標を持つ)
とにかく、毎日毎日、韓国語に触れることです。
気が付くと韓国語のことを考えている、韓国語の勉強をしないと気持ちが悪い。
そうなったらしめたものです。
習慣が付いてきたという事です。
一歩進んで二歩下がるくらいの気持ちで、続けていきましょう!
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