
韓国語を書きたい、聞き取りたい、話したいと思ったら、いかに多くの単語を知っているかが重要になります。
私も韓国語を勉強し始めた時、「犬」とか「リンゴ」とか、英語ならば幼稚園生でも知っているような単語すら韓国だとわからない、本当に0からの勉強でした。
覚える事が多くて、途方に暮れてしまうかもしれないけれど、日本人は少しだけ他の国より韓国語を習得するのに有利なんです。
その理由を知っていると、知らないとでは大違い。
簡単に知っている単語を増やせる、とっておきの情報を紹介します。
日本語に似ている韓国語単語がたくさんある
ドラマで、指切りをしているシーンで、「ヤクソク!」と聞こえてきました。
「あれ?ヤクソク!ってもしかして韓国語でも約束は、ヤクソクなのかな?」と辞書を調べると、やっぱりそうでした。
その後も、見ていると日本語に似ている韓国語はたくさんありました。
聞き取れる!という体験ができたこともうれしかったのを覚えています。
聞きなれている単語だから、聞き取れるのは当然なんですけどね。
他にも
「家族」は「가족(カジョク)」
「無料」は「무료(ムリョ)」
「カバン」は「가방(カバン)」
「気分」は「기분(キブン)」
「準備」は「준비(ジュンビ)」
など。
似てるというか、同じものも多いでしょう?
これだけでも単語を新たに覚える量は減りますよね。
単語は韓国語の漢字語から覚えれば簡単

韓国語には中国の漢字由来の言葉「漢字語」が多いんですよ。
さっきの日本語に似ている言葉も、この漢字語です。
日本も中国から漢字が伝わってきていますからね。
しかも、日本語の漢字には「音読み」と「訓読み」の2種類の読み方があるけど、韓国語は基本的には漢字1文字に対して1つの読み方しかないんです。
ということは、一つ読み方を覚えてしまえば芋づる式に単語が覚えられるという事。
すごいお得だと思いませんか?
例えば「発生」と言う単語。
韓国語では「발생(パルセン)」と言います。
「発」という漢字が「발(パル)」で「生」という漢字が「생(セン)」という読み方になるということを覚えておけば・・・
「出発」は、「出」が「출(チュル)」で「発」は「발(パル)」だから「출발(チュルバル)」
では「出生の秘密」の「出生」は?
「出」が「출(チュル)」で「生」が「생(セン)」なので「출생(チュルセン)」です。
どうですか。
単語を覚えるの、簡単な気がしてきませんか?
そしてなんと、漢字語は韓国語の70%を占めていると言われているんですよ!
私はこの事実を知ったのは韓国語を勉強し始めてだいぶ経ってからでした。
試験を受けたとき、知らない単語が出ても漢字を思い出して書けることが多くて助かりました。
それまでは単語一つ一つ、一生懸命覚えてきたので、もっと早く知っていればと思うとちょぴり悔しいです。
韓国語の単語の暗記は寝る前に!

人間は忘れる生き物です。
経験したこと、見たことを全部暗記していたら脳みそパンクしてしまいます。
けど、覚えたいことはちゃんと覚えたいですよね。
若いころは覚えられたのに、今は全然覚えられない。
「年のせいだわ~」と思っているあなた!それは単なるいいわけですよ。
・・と、私も韓国語の先生に言われてしまいました。
ちゃんとした暗記法をすれば、何歳になっても単語を覚えられます。
まずは、暗記する時間帯。
夜寝る前が最適です。
寝ている間に、記憶の整理がおこなわれるので、寝る前に暗記をしてしっかり睡眠を取ることによって記憶が整理されて、定着します。
さらに、朝起きてから夜に覚えたことを復習すると、より定着します。
それでも、また数時間で覚えた内の何割かは忘れてしまいます。
人間はそういう風にできているので、仕方ない。
「覚えられない~」と嘆く前に、何度も何度も復習を繰り返すしかないんです。
そのうち、脳が「そんなに大切な事なら、覚えておくよ!」と覚えてくれるまで復習をくりかえしましょう。
まとめ
- 日本語に似ている言葉を覚える
- 漢字語で芋づる式に単語を覚える
- 夜寝る前に暗記する
簡単といっても魔法のように楽して覚えることは不可能です。
やっぱり、多少の努力やコツコツと積み重ねることが必要になってきます。
それでも、これらのポイントを知っていれば、韓国語の単語を覚えるのに無駄な労力を省けますよね。
最後に、何事にも例外があるように、漢字に2つ読み方があるなどの例外もあるということだけ覚えておいてくださいね。
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