
韓国語は、日本語と似ていることも多く、最初は簡単に感じるかもしれません。
でも勉強すればするほど、先が見えなくなってきて逆に日本語に似ているからこそ難しい部分も出てきます。
習得までにはいくつもの壁が立ちはだかり、それを一つ一つ乗り越えていくしかありません。
寝ている間にも、聞き流すだけでも習得できません。
習得するのに必要なものはとてもシンプルなものです。
韓国語の習得には基礎をしっかりと

ハングル文字は、独学でも短時間で習得できます。
でも一文字一文字は読めるようになっても、文章や単語になると発音変化が起こります。
パッチムも出てきます。(まずぶち当たる一つ目の大きな壁)
独学でする場合は、発音の仕方(口の形や舌の位置、空気の出し方など)が詳しく書いてあるもの、音声見本のあるものを選びましょう。
NHKのテレビ講座もいいと思います。
もし、教室に通えるならばテキストを進めるだけで発音には甘いというところではなく、通じる発音をきっちり教えてくれるところを選びましょう。
最初にきっちり発音を習得しておくと、後で楽ですよ。
文法と会話を同時に習得しよう

文法は基礎のテキストを何度も何度も覚えるまで繰り返します。
ただ解くだけなら簡単です。
1つの単元には大体1つの文法しか出てこないので、必然的に問題にはその文法を使うことになります。
あまり考えなくても解けてしまいますよね。
それで習得した気になっても、テストはできるようになるかもしれませんが、会話はできないです。
まさに、私がそうなんですけど・・・。
テキストはスラスラ解けるので、中級、もしかしたら上級いけるんじゃないか?くらいに思っていたのですが、先生とフリートークをしようとすると、伝えたいことが全然韓国語にできない。
毎回愕然として帰ってきます。
その代わり、言えなかったこと、間違えたことは頭に残ります。
二度と忘れないです。
一番いけないのは、失敗を恐れて、恥ずかしがって話さないこと。
どんどん間違えてどんどん覚えていけばいいんです。
わからないから勉強しているのですから。
話を戻して、文法を覚えながら会話も習得するには、とにかく音読。
テキストは音声教材のついているものを選び、モデル音声の真似をして何度も音読してください。
1つの文章を最低50回は音読してください。
口から自然に韓国語が出てくるまで声に出して読みましょう。
韓国語の習得には韓国人の先生がいい?

教室に通う場合、韓国人の先生の方がいいように思いますが、日本人で韓国語を習得した先生がいい場合もあります。
私たち日本人も、日本語の文法を詳しく解説できる人、発音の仕方を人に教えられる人は少ないと思います。
「そういうものだから」とか「こんな感じ」としか言えないです。
私は韓国人の先生に習っていますが、文法の説明はハッキリ言ってよくわかりません。
日本語でどう説明したらいいか、わからないといった感じです。
テキストの説明を読むだけ。
なので細かいニュアンスの違いなどは、家で文法辞典を使って調べることが多いです。
日本人の先生なら、自分がどのように習得したのか、どこを苦労したのかがわかっているし、日本語での説明もきちんとできる(すべての人がそうとは言えませんが)のが、最大のメリットです。
韓国人の先生は、韓国の文化やエンタメについて教えてもらえるし、韓国人的な自然な言いまわしを教えてくれるかもしれません。
一長一短でどちらがいいとは言えませんが、自分の納得できる先生に習うのが一番ですね。
韓国語を習得するのに最も必要なこと

韓国語習得に一番必要なのは、韓国語が好きだということです。
好きだと楽しめます。
楽しいと続けられます。
学生時代の勉強とは違い、自分で好きなように学習できるのが大人の語学学習です。
歌の歌詞で学習してもいいし、
ドラマで学習してもいいし、
バラエティで学習してもいいし、
テキストを離れて息抜きの時も、楽しみながら韓国語に触れられます。
また、お気に入りのペン、お気に入りのノート。
好きな文具を使うのも、モチベーションアップになりますよ。
私はほぼ一日中韓国語のことを考えている感じです。
朝、通勤しながら韓国語の音声テキストを聞き、電車の中では声を出さずに口パクで音読。
さすがに仕事中は何もしていませんが、昼休みには購読している韓国語のメルマガをノートに写し、帰りの電車では韓国語の曲を聴いています。
帰ってから、夕飯の支度をしながらタブレットで韓国ドラマを見て、夕食後はお皿を洗いながらタブレットで韓国ドラマ鑑賞。
終わってからは、テキストや課題などの勉強をします。
その他に時間があいたり、テキストはやりたくない時には、記事を訳したり、小説を訳したり、スマホで韓国のマンガ(ウェブトゥーン)を見たりもします。
まとまった学習時間は取れませんが、細切れに空いた時間はほぼ韓国語に触れているというほど、韓国語が好きです。
レベル的にはまだまだですが、続けていれば少しずつでも進歩が見えるときがあります。
その時は本当にうれしいですよ。
まとめ
・基礎はしっかりと。(ハングル、発音、音変化など)
・文法と会話は一緒に習得。(何度も音読、シャドーイング)
・韓国人の先生、日本人の先生。自分が納得できる先生に習う。
・楽しんで続けることが最も重要
言語習得に近道はありません!
コツコツと、亀の歩みでも続けた人が習得できます。
好きで続けること。それが一番簡単で、近道です。
いろんなことにアンテナを張って、韓国語を楽しみましょう。
.
コメントを残す